11月離島で捕獲された咲花ちゃんは野犬の子あるあるで、ヒトが怖い、頼れるのはイヌだけ!と思い込んでいる子でした。
11月26日に来阪したとき、ヒトには心を閉ざしていました。1週間早く来阪したモカ君とは兄妹ですが、モカ君はすぐに人大好きになりました。兄弟でもキアラとアラキみたいに、性格の違いって随分あるんですね。
合宿所を経て、まちん家に引っ越し、真綾ちゃん、オーサカ君と暮らし始めて間もなく、12月の里親募集会にデビューすることになりました。
モカ君 咲花ちゃん
なんと!この日、運命の出会いが・・・
里親募集会終了後、車にイヌやら子供やらを乗せて、さぁ帰ろうというまさにその時!遅れてやって来たYさんが、まちんさんの車のステッカーを見て、もしやと声をかけて下さったのです。ステッカーは”保護犬が乗っています”という物。咲花ちゃんに会いたくて来たけど、遅れてしまってもう会えないと思っていたのに、駐車場で会えるやなんて・・・
Yさん宅でのトライアルの日、付き添いで来た真綾が脱走
説明もそこそこに咲花ちゃんを置いて、真綾捜索をするはめになりました。Yさん宅を拠点に複数の人間が動き回ったり、自転車を借りたり、Y家のみなさまには大変ご迷惑をおかけしました。落ち着いて咲花ちゃんとの暮らしを楽しめなかったと思います。にもかかわらず、独自でチラシを作り、土地勘を生かして貼って回って下さいました。改めて感謝いたします<(_ _)>

そんな中、咲花ちゃんは、2日目にてもう、大変身をとげておりました(@_@。合宿所では見たこともない豊かな表情で、「おばちゃん、あそぼ!」って誘ってくれました。咲花ちゃんにとって、Y家は超いごごちが良かったんでしょうねぇ

Yさんが用意して下さったボールを見せに来てくれました

次は大好きな鳥のおもちゃを見せにきてくれました

おばちゃんもはよ、遊び!って誘ってくれました

初日から先輩犬とも遊ぶし、トイレは一発で覚えるし、賢い子やわぁと褒められました

どうやら咲花ちゃんは早々に、Y家を自分の家認定したようですよ



先輩犬が「おにいちゃんを獲らんといて」っていってますねぇ
可愛い~

お父さんが溺愛してくれてます

屋上はドックランのようですよ

ママがいればお散歩もOK


離島の野犬の子が大阪で幸せをゲットしたお話でした。Yさんからのメールを紹介します。長いですが、ビビリっ子を育てるヒントがテンコ盛りですので、ゆっくり読んでくださいね。
咲花は皆さんの暖かい手を通してやって来て、気が付いたらうちに居てた感じです。ビビリ犬の意味も知らず手探りでした。怖がることはなるべくしたくない。手が怖いならと、足でなでなですると体をくねらせてお腹もなでなで。遊ぶときも手がこわいならぬいぐるみを持ってプロレスしました。興奮していつの間にか手だけでも気にしなくなりました。こちらから抱っこ出来ないなら咲花から来させる作戦!一度の散歩に何十回も階段の往復、階段降りるだけで一時間近くかかる。そんな中、許可していただいたドッグラン!咲花の走る姿にこちらもストレス発散!元旦と大雨以外の休日は必ず行っています。おかげさまで、ドッグランの中でみんなに保護犬のこと知ってもらい、撫でてもらえるようになり、昨日は、散歩の用意をしていると胸に飛び込んできました。感動で、胸が震えました。散歩のときにも撫でてもらいました。次の目標は、顔中ペロぺロにナメられることです。やめてーー!なんて妄想中です。可愛い色黒天使、仲良く楽しい毎日をおくっていこうと思っています。皆様のおかげです。有難うございます。
注:Yさん宅は2階リビングですので、抱っこの嫌いな咲花ちゃんが散歩に行くには階段を降りなければなりません。広くてゆったりした階段ですので犬には負担はないのですが、咲花ちゃんにとっては難関だったようです。
by hikaru
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