真綾お預かりから3日経過。
聞いていた通り、手を伸ばすと逃げるけど、スミにいるときは何でもさせてくれるし、後ろもついてくるし、手からおやつも食べられる。
人の動きに対して常にバタバタと移動ばかりして落ち着かないけれど、別にそれくらいなら大して問題ない。
でも、どうやら先月一泊した際に、真綾の中で「この人と歩くのは不安」と思わせちゃった私、
散歩だけは断固拒否される。間もなくジェロ父の休暇もおしまいなのに、これからどうしよう…





とりあえず、当面散歩に出られない場合も視野に、いろいろやってみた。
●シートで排泄できるようにしておこう➡おしっこはできた。うんちはなぜかシートでない小さめの敷物の上に出ちゃう。ならば庭でならどうだ??
●庭にいること(=通行人や車の往来)にも慣れてもらおう➡おしっこはできた。来訪者は侵入者扱い。ま、今はビクビクだもん、そうなるよね。
●家を出るときが一番ハードル高いので、最初は父に持ってもらい、途中さりげなくバトンタッチしながらの散歩練習。
と、今日の午後まではなかなかの弱腰でした。
3日目、不安ながらも連休最終日という圧に押され、思い切って琵琶湖畔の公園へ出かけました。
車は大好き。ドアを開けると自分からぴょこんと乗り込みます。私がリード持ってるのに、イヤイヤもなし。
車内ではとてもリラックスして、私の膝にもたれかかったり、まるで甘えっこです

「これならなんとかいけるかな
」

目的地到着後、意を決してリード引きます。
が…、
やっぱ甘くはなかった。練習の成果もあって少しは対応できるようになったけど、
いろんな大きな音がたくさん、人がたくさん、子どもも犬もたくさん、猫までお出迎え…ときた!
入口まではなんとか行ってみたけど、私にここはまだ無理、集中力が要りすぎ
。断念、一旦車に引き返す。

一層の無力感にうちひしがれていたら、「こっちに公園あるわ」と真綾のリードを引いて広々としたエリアに案内してくれた父。
気を取り直して歩いていたら…
あれ、この景色、見覚えが…。
そして、「マー君ですか?」と声をかけられて、
答えるより前、
連れておられたワンコちゃんと目があった途端にワンプロ始まる

やっぱそうだ、ここはマー君のお散歩コース。
そして、偶然にもマー君とビスちゃんの犬友さんとも遭遇し、
マー君ではないのに、一瞬で遊べちゃった。
この兄妹はやはり「双子」と呼ぶにふさわしい。
たっぷり遊んだ真綾、帰りは私が引きました。
真綾も満足したし、楽しそうな真綾を見て私も安堵。
ワンプロを境に、気負いがすっと消えた気がしました。
シロミちゃんもそうでしたが、真綾も人のことをとてもよく見ている。
毅然とした態度が大切、大きな声でビシッと指示を出せばすべて理解します。
一杯褒めて、子どもも、音も、猫も、見事にクリアできました。
真綾ちゃん、賢くないかもとか言ってごめん<(_ _)>。
右や左や止まれ待て、駄目、大丈夫、等々、完璧に理解してましたね。参りました。
帰ってからも変化は歴然。
父母は信用を得てきたのか、逃げ惑うことも減り、自らツンツンしに来たりもできます。
夜は玄関で皆を避けるように眠っていたのに、今夜はリビング。目を開けているときに寄っていっても、逃げたりしない。
けれど一方で、父母以外の家族が部屋に入ろうとするとけたたましく吠えるようになりました。あちゃっ

ビシッと注意するとすぐやめるので、それぞれとの絆ができればおさまると思います。
(by dekawann)
この記事へのコメント
ビスの家
ちょうど同じ頃に原っぱに行っていました。真綾ちゃんが散歩している向こうに見える、岬の河口でロングリードでビスとマー君を走らせていました。
犬ともだちのひばりちゃんママさんにLINEで教えてもらって、探しに行きましたが、会えなかったのが残念です。
真綾ちゃんがワンプロしたひばりちゃんは滋賀の保護団体さんからの保護犬だそうです。フレンドリーなひばりちゃんにはいつも家の預かりっ子がお世話になっています。犬は犬に教えてもらうのが一番だと思います。こんなふうに保護犬の輪が広がっていくのはたのしいですね。
dekawann