かるちゃんです。
今も、アランちゃんのチラシ撤去に回って下さっている方達がいます。
本当に、ありがたいことです。
ただただ、アランちゃんの無事だけを願って動いて下さった方達、
アランちゃんのことをずっと気にかけて下さった方達にむけての報告です。
今後、みんなに見てもらいたい写真とか動画とか・・・
追記したいこととか・・・
思いついた時に少しずつ加えていく予定ですが、
記事として私が投稿するのは この記事で打ち切りたいと思います。
砕石会社敷地で捕獲されたアランちゃんは、
予定外の捕獲を知らずにお仕事中の飼い主さんを待つ間、
同郷のタイ君&ポッキーのお家の玄関で、クーラーと扇風機をつけてもらって休んでました。
(下は、タイ君&ポッキー母さんが撮ってくださった写真ですよ~)
お客さんが大好きで 大歓迎したいタイ君&ポッキーだけど、
アランちゃん、放浪生活でダニがついてるみたいだったので、
今日だけはソーシャルディスタンスが必要なのよね。
実はね、タイ君&ポッキー母さんは、アランちゃんをケージから出してタイ君達と仲良くさせてから
3頭で一緒にお庭散歩してオシッコさせてあげようと思ってくれてたそう。
でも、タイ君達があまりにガキンチョで、大喜び&大興奮しすぎるもんだから、
アランちゃん、イヤそうに険しい顔してたからって、出すのは諦めたそう~。
あらら・・
アランちゃんが入ってる金属ケージには、航空貨物便のタグが付いたままだあ~

ナハちゃんが2週間前、飛行機で送られるときに入ってきたケージだわ・・
アランちゃんが、ケージに入れられて飛行機2便を乗り継いでやって来たのは2016年9月末のこと。
保健所時代の写真が出てきましたよ。➡コチラ
薄幸の美少女風味の女の子で、なんと体重7㌔の華奢な体つきでした!
固まり系ビビリの解凍名人「vanabbieさん」ちに下宿することになって、
「アリス」と命名されました。➡コチラ
2016年10月、一時預かりのvanabbieさんが投稿した記事には、
え、本当にアリス~?と言うような アリスの写真が載ってました➡コチラ
険しい表情のお顔しか見たことなかったから、
こんなに可愛らしい表情をすることがあるんだあ~って、びっくりしましたよ。
10月15日の城跡公園での里親募集会で申し込みを頂いて 神戸市でトライアルを始めましたが、
車を異常に怖がるからウチの環境では無理だってことで、早々にキャンセル~。
トライアル先から帰ってきてそのまま、動物愛護フェスタの譲渡会に参加。
神戸からの車中での車酔いがひどくて、ヘロヘロのまま、頑張って5時間の譲渡会を乗り切りました。
この時に出会ったのが、今の飼い主さんです。
こんな、人間不信のかたまりみたいな怖がりさんだったアリスを「とても惹かれる」って、
大事に大事に、お母さん大好きっこに育ててくれました。
今日、タイ君&ポッキー家に迎えに来てくれたお母さんを見て、
アリスは、シッポを振って喜んで、一瞬で「アランちゃん」に戻ってお家に帰っていったそう。
ホッとしたんだよね~。
飼い主さんからの夜遅くの連絡です。
『水分補給のために薄めた豆乳を飲んで、オシッコに元気に行きました。
リード付けるの待ってました。
前のままのアランです。』
かる子が 解体した捕獲サークルの資材を車に積んで帰宅したのは20時。
その時点で、掲示協力して下さった卒業犬の飼い主さん達が すでにチラシ撤去を始めて下さってたそうです。
お近くの方で、もし掲示チラシを見かけられたら、撤去にご協力頂けたら有り難いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
💛思わず、「見て、見て~」と言いたくなっちゃう 監視カメラの動画です。
リオンママが置いてくれたヨーグルトを舐めた後、空の食器を嬉しそうに運ぶ・・・

(日時はちゃんと設定してないので、めちゃくちゃです。)
その後も 豚耳を運んだり、日に何度も食器を運んだりする姿がカメラに写っていました。
アランちゃんの秘密基地には、空の食器がいっぱい貯め込まれてるはず・・
💛そして、目撃情報を下さった砕石会社社長が撮ってくれた写真。
これがアランちゃん生存を決定づけた貴重な写真です。
💛最後に・・
今朝のアランちゃん。
イヤな電話を何度も受けたりしながらも、最後までつぶされることなく、
諦めずに探し続けてくれた飼い主さんに守られながら、ずっと お幸せにね!
アランちゃんと同時期に飼い主さん宅から逃げ出したトフィー。
トフィーの飼い主さんは、、当初逃げたことを知らせてもくれず、
その代わり、自分たちのやり方で探す。という強い意志を表明していました。
獣医師会や、愛護団体や、大きな保護団体や、議員さんや、その他、各行政機関や各種業界等々に
協力を依頼してるからと・・。
私がチラシを作った後「大量発注して、沢山の方にお願いしてチラシ掲示をしましょう」と提案した時には
「チラシはすでに発注済みです。チラシ貼りの人手もすでに確保してあります」というお返事でした。
連絡が取れないもどかしさはあるものの、夫婦二人で協力して頑張ってくれてるんだと・・、
それこそ、なりふりかまわず動いてくれてるんだと、少し安心していました。
ところが間もなく、・・・
”残念ながら望まない電話が多数掛かっており、自宅を訪ねて来られた方々までいらっしゃいます。そこで日頃から別件でもお世話になっている弁護士と共に警察へ相談した結果、チラシやインターネットを含めあらゆる場へのこれ以上の情報公開を当面の間控える事と致しました。また着信情報については全て担当者と共有し、内容により順次法的措置を取る次第でございます。よって今後許可無くチラシ、ブログ、SNSを含め一切の広告活動を行なって頂く事は出来ません事をご報告致します。また貼って頂いたチラシ、ブログの記事等は全て除去して頂きますようお願い致します。”
というメッセージを最後に全ての迷子情報を消してしまいました。
こちらのブログからも削除するようなことが書かれていますが、誰かに保護されて警察や保健所などに収容される可能性が極めて低いビビリちゃんにとって、それは捜索を放棄されたも同然です。
(続きはまた時間がある時に書きます)
ここから かる子です。
あえて別記事を作るほどでもないので、監視カメラのデータ削除前に記録として追記させてもらいます。
既に母が書いていることと重複します。
6/26
捕獲サークルが完成。翌日が本命の捕獲予定日でしたが、予行練習のつもりで1時間だけ待機してみましょうということに。
13:22 タイ&ポンママが捕獲サークルが見える場所で待機。
砕石場の社長がショベルカーを動かしてタイポンママの車を隠してくれました。
(3~4週間ほどここに定着していたらしいアランちゃん。ショベルカーは見慣れています。)
私は車を移動して帰ったフリ。仕掛け扉のロープの近くに停め直し。
15:37 タイポンママから着信。イヤホンをして返事をせず、タイポンママの実況を聞きます。
「サークルに入りました。」「手前のお皿から食べてます」「奥に来ました」「奥のお皿で食べてます」
「何か気にしてます」「食べてます」
実況に合わせて だるまさんが転んだ状態の私。
扉が閉まって、私 登場。
アラン「あ、しまった」
「ひさしぶりやね」
私とは2016年の譲渡会で一度会って以来の再会。
覚えているはずありません。
出口を求めてオロオロするアランちゃん。
広いサークル内を、蛇腹状につなげた100均ワイヤーネットの壁で区切って追い詰めます。
(毛布は下からの脱走防止用。)
お肉食べる? それどころじゃない?
あ、食べるんだ。余裕あるね。
タイポンママ撮影の動画です。
ハーネス装着。触られてもへっちゃら。
そろそろおウチに帰ろうって思ってたのかもね。
この後、母に捕獲完了の電話をしたのが13:44でした。
迷子捜索は目撃情報が全てです。
情報あっての捕獲で、その一件の情報を得るための、膨大なチラシ貼りやポスティングです。
飼い主さんだけでできる量は限られています。
「チラシ貼りがまだ足りない、まだ目立たない、もっと広げなければ」と、マリーちゃんに追いつけなかった無念が常によぎって焦りますが、母も私も高槻からできることは殆どありませんでした。
一日だけでもと遠方から駆け付けた人、近い(と言っても和泉市以外にも堺市や岸和田市など)からと継続して独自に貼り進めたり貼り直した人、チラシ貼りは抵抗あるけどとお店を回って掲示依頼をした人、お散歩の時にチラシを背負って歩いた人、などなど、私が知っているだけでも本当にたくさんの人がアランちゃんのためにと動いていました。
砕石場の社長さんが、現場で社長さんと出会った面々(アランママ・私・タイポンママ・リオンママ)が元々の知り合いではないと知って不思議そうでした。
迷子にしてしまったら、とっさに恥ずかしいと感じて協力を求めにくいかもしれません。
でも、警察や保健所までたどり着く可能性が少ないビビリちゃんの時は特に、なりふり構わず誰にでも協力してもらえばいいと思います。
迷子チラシの量に比例して、別犬情報も入ってきます。悪意はないけど保護にが繋がるわけではない心配の電話や問い合わせも入ってきて時間が取られます。
時にはクレームや迷子にしたことへの非難の電話も入ってくるかもしれません。
生活は一変します。
捜索の主体である飼い主さんのご苦労は、マリーちゃんの捜索を母の近くにいたので想像できているつもりですが、相当大変なはずです。
それでもトフィー君の飼い主さんやモモちゃんの飼い主さんには踏ん張ってほしかったです。
迷子が一つ解決すると、「どうしてマリーちゃんは」と悔しくて仕方ありません。
私はマリーちゃんに会いたいです。
そして、トフィーをはじめ他の迷子ちゃんたちが一刻も早く保護されますように。
トフィーくんの捜索ブログはコチラ
明日の里親募集会は予約制です
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この記事へのコメント
ユカリ(アランの飼い主)
この3ヶ月半‥‥つらかったです、しんどかったです、情けなかったです(特に光明池でアランに会えなかった日)。
アランが帰って来た夢を何度も見て、ある時は夢の中で「夢じゃないよな、夢じゃないよな」と何度も確認しに行って、その度アランはちゃんとそこに居ました。でもやっぱり夢で、とても悲しかった。
仕事に行く時、チラシを黙々と貼って下さってる姿を見て有り難くて泣きそうになり、でもいつまでも見つからない中で沢山のチラシを見ながら運転してつらくなって泣きそうになり…。
犬の散歩をしてる人を見るのもつらい、とにかくつらかったです。
その他にも書ききれないほど色んな思いがありましたし、何度もくじけそうになりましたが、やっぱりどうしてもアランに再会したい、頑張ったねと抱きしめてあげたい、そしてアランに会ったこともない方がコツコツと動いて下さり、捜してくださるのを知って、飼い主が諦めるわけにはいかないと思い、居るかどうかもわからないけど、今日もあそこに行こう、アランは耳がいいから、声かけだけでもしに行こう、そうすることで、そこには居なくても必ず何かしらの結果が出るはず、と思ったところで、社長さんからの電話があり、写真を送ってもらってアランの生存を初めて確認出来ました。
「ほとんど毎日散歩しに来てるよー」
散歩?1人で?ビビりのアランが?
実際、その姿も何度か遠くから見れました。
尻尾を上げておそらく決まったコースを楽しそうに歩いている姿を見て、私の知っているアランじゃないって、驚きました。
私を見ても逃げるし、ここはアランの故郷に似てるのかな、ここでずっと居させてあげてもいいのかな、とまで思いました。
でも私の前には出て来てくれないアランに、朝は「アーちゃん、ご飯食べてやー」夕方は「また明日ねー、待っててねー」と声をかけながら餌付けをはじめてたった3日目、防犯カメラの映像を家で見ると、そこには朝早くから未完成の捕獲ケージの中に何度も入って外を見ながら朝御飯を待っているアランの姿があり…、3ヶ月半もの間、たった一人で必死に食べ物を求めて頑張ったアランを、絶対に連れて帰らないといけない、と思いました。
1人では何も出来ませんでした。 ほとんど皆さんに動いていただいてばかりでした。
あの日から生活が一変したし、沢山の方に電話をもらい、苦情の電話などで心折れかけたり、でもそれ以上に人の温かさも沢山知りました。
感謝の言葉しかないです。アランの為に、お忙しい中、コロナで色々大変な中、捕獲当日は本当に暑い中、ありがとうございました。
色んなことを気づかせてくださり、感謝しています。
私も次は逆に、誰かのワンコの為に力になれたらと思います。ほんとにありがとうございました。
もうアランを逃がさないようにします(^^;
hikaru
アランちゃんにはコント大賞を差し上げたい!
数年前の大吉君、去年の摂津の砕石場のリキシ・オハナ、今回の砕石場のアランちゃん、
この子たちは、気のいい人たちに食べ物を貰えて生き永らえて、強運の持ち主ですね。
通りすがり
1ケ月、2ケ月と過ぎて行き、飼い主さんの気持ちを考えると・・・
何かあったの?と言ってるかのようなアランちゃんの元気そうな顔が憎らしい(笑)
本当に皆さまご苦労様でした。