たくさんの、長~い報告になります・・

かるちゃんです。

1月に右股関節の手術入院をしたっきり、心配して下さった方達への報告もできないままで、

本当にごめんなさい・・・。


満杯になってないだろうか・・と気になってた離島の保健所の方は、

県の迷子犬情報をフェイスブックで流すようになって、元の飼い主が見つかって返還される犬が増えたりで、

運よく満杯になることがなかったし~、

コロナ関係で飛行機が減便されて、どっちみち犬の空輸はできなかったし~で、

私の入院中にニューフェイスを引き取ることもなかったし、

今いるわんこ達のトライアル先へのお届けは、

預かりさんやhikaruさん、搬送ボランティアチームの皆さんのおかげでうまく進んでて、

私は安心して入院中の術後リハビリに専念させてもらっていました。

今にして思えば、早く退院させてほしいからって、

筋肉もついてないくせに、かっこつけて 頑張りすぎたのかも・・・。

退院してきた日の夜から謎の激痛で、3日間 ゴハンも食べられなくて吐き気と嘔吐が続いて、

左側の背中下から足首まで、腰を中心に痛くて痛くて、退院時に処方された痛み止めも効かなくて

寝ても、座っても、立っても、何してても、とにかく痛くて痛くて、うんうん唸ってました。

2日後には救急外来に飛び込んで 痛すぎてどこが痛いのかもわからなくて、七転八倒・・、

男性医師たちに「難産の時の陣痛みたいな痛さなんです~」と大声で喚いてました。

痛み止めの量と回数を増やして痛みのコントロールできるようになると

冷静に痛みの場所が意識できるようになったし、

レントゲンやCT検査で、股関節か脊椎からの痛みらしいとわかってきたので、

とりあえず内臓関係の急な炎症ではなさそうで一安心・・。

手術した方の右股関節のためのリハビリを頑張りすぎて、

腰や、もともと悪かった左側の股関節に、極端な負荷をかけすぎたかな・・? 

筋肉がない人が無茶したらこうなるってことなんだろうな・・・

今から順番に整形の各専門医の診察やMRI検査などを受けて、

これからの方針を考えていくつもり。

で、まだ当分は、ウチの老犬達のお散歩すらできないという、役立たずのワタシなのです。

長くなりました・・・

「退院後も数日間、謎の激痛で苦しんでましたが、今は薬で痛みのコントロールができてます。」

の一行で済んだ話なんだけど、

憶測で心配かけてしまうと申し訳ないので、面倒くさい話も書かせてもらいました。

すみません<(_ _)>


さて、私の入院中に たぶんベストマッチングなお家への譲渡が決まったのは、

いづみちゃん、カイト君、もみじちゃん、ピータン。

いづみちゃんは、前記事で新飼い主のてつおさんが投稿してくださったように、

もんちゃん(元ブラン君)の妹になりました!

1228日にもんちゃんファミリー総出で伊丹までお迎えに行って下さって、新しい名前も命名。

翌日の避妊手術の後、すぐにもんちゃん家が迎えに来てくれて、

ちょっと長めのトライアル期間を経てそのままもんちゃん家に・・・という、

私たちにとって、これほど手がかからない譲渡ってあるかいな、という、らくちんな展開!

でもトライアル期間中、

優等生だった一人っ子の「もんちゃん」が愛らしいいづみちゃんに怒りまくって、

お父さんとお母さんは ハラハラ・ドキドキ、ストレスフルなお正月を過ごしました。

↓ でも、明るくって くよくよしない いづみちゃんは、こんなだったみたいよ・・

イズミIMG_20210103_200119_resized_20210103_081347627.jpg

やっともんちゃんにも家族って認めてもらえて、

いづみちゃんを家族に迎えましたという報告ブログを書いて下さいましたが、

ブログ投稿を頼んでおきながら、文面を読んだ私は 感動で胸がいっぱい、涙が出てしもた・・


さて、1211日にやってきたカイト君!

やんちゃな元気君ですが、かなりなわがまま君。

自分から さわれ~甘えさせろ~って要求はするくせに、

人が足を拭こうとすると、さわるな!って怒る…。

元気でやんちゃなコを飼いたいんですって、初め、名月を希望されたご夫婦。

超元気な名月は すでに新しいお家が決まってたので、じゃあカイトを・・って申し込まれました。

お家にお届けしたhikaruさんの話では・・、

「イヌ仕様で建てられたステキなお家なんよ。それやのに、カイトったら~ 

家に入る前に足を拭こうとしたトライアル母さんに、触るなって、ハフって噛みついてきたんよ。

ああ~、こら、あかんわ~って、連れ帰ろうとしたんやけど、

大丈夫です、私たち、やんちゃな犬が好きだからって言われたんで、結局置いてきたんやわ。

ダイジョブやろか、心配やわ~」って。

結果は・・・、

はい!  大丈夫でしたよ!

カイトPXL_20210123_060845365.PORTRAIT.jpg

やんちゃ&わがままカイト君、

細身美人のお母さんと優しそうなお父さんにしっかりしつけてもらって、

可愛い一人息子の座をゲットしましたよ。

離島の「海」をイメージして、名前は「カイ」君になりました!

ああ~、ありがたや~!!


人懐っこくて、素直でおとなしい もみじちゃん!

年末の2回のトライアル先は、2軒とも 犬を飼うのは初めてというお家。

もみじちゃんも緊張で下痢したりしたけど、それ以上にご家族も緊張してて、

家族として犬と暮らすのって、こんなに大変で身も心も疲れるもんだとわかったと、

涙ながらに断念されました。

そして1月の募集会に来られて、この家族なら 

気負いもなく自然にもみじちゃんの気持ちに寄り添ってくれそうと選ばれたのは、

犬と一緒に暮らすことに慣れていて、職場がお寺というお家。

もみじ膝の上DSC_0009.JPG もみじ廊下DSC_0076.JPG

↑ 住職の膝の上で昼寝したり、

きちんと囲まれた広い境内やお家で、ほとんどお留守番もなく自由きままに暮らすもみじちゃん。


そして、ピータンはすごいよ!

寂しがりのピータンは、人が出かけると響き渡る大声で鳴くらしくって、

なるべくお留守がなくて、

ちょっとくらい吠えても迷惑にならないような田舎で暮らせるといいなあと願ってました。

ジャン!

願いは、叶いましたよ~!

脱サラで、山林と畑に、建物3戸が付いた古民家を手に入れて、

農業や民泊、趣味のハーブ栽培とハーブカフェを始められるお家に迎えられました。

建物すべてに大工さんが入って改装途中だったけど、

先に完成したハーブ小屋で お母さんと一緒に寝泊まりしながら、

小さいお孫さんや大工さん達とも仲良くなれて、

新しい生活のスタートを切る前に一緒に準備期間を過ごすことができて、

着々と家族としての座を確保していきました。

ピータン散歩IMG_4561.JPG


実はもう一つ・・・、

入院中に ビックリ仰天の知らせがありました!

5年前の2016年3月4日に京都市の預かりさん宅から逃げたまま見つけられてなかったくま君が、

生きてるかもしれない!

2016126日、離島の保健所から引き取った3頭のうち、

シロクマみたいなくぅちゃんと、チワワのつくしちゃんは、すぐに新しい家族ができたけど、

人間が怖いくま君は、いつ見ても合宿所の隅っこのベッドの下に隠れてました。

↓ この写真は、人がいることに気づかずに出てきて、

ビビリ犬の大先輩「ルイ君」と一緒に合宿所の中から庭を眺めてる・・、

くま君の、貴重な立ち姿です。

くま君 法子撮影IMG_20210208_235342.jpg

どんなワンコとも友達になれちゃう卒業犬サキちゃんのお家で人馴れを進めてもらうために

2月末に引っ越して間もなくの3月4日。 

何かにビックリして逃げてしまったくま君。

もう少しで保護できそうというところまで来てたのに、

運悪く観光シーズンの3連休中に重なってばたっと姿を消してしまって、

チラシ貼り、新聞折り込みなどで何件かの目撃情報を得られたものの、

保護できないまま5年が経ってしまっていました。

そのくま君が、3年ほど前から京都市内の住宅地周辺で何人もの方に目撃されていた!、

と知らせて下さったのは、

ブログでくま君の迷子を知って下さってた、犬の飼い主さん達です。

犬のお散歩仲間を中心に、地域の皆さん達がずっと気にかけて、

時々食べ物をあげたり、

「なんとか保護してあげたいね!」と犬友仲間で情報交換をしたりされていました。

写真を撮って下さった方も・・。

目撃されてた場所は何か所もありますが、監視カメラを設置させてくれるお家も探してくれて・・、

カメラに映った画像は、たぶん「くま君」だろうと・・。

5年も経ってるし、実際に保護してみないと「くま君」だという確証も得られませんが、

何枚かの写真で、私たちはくま君だと信じて動いています。

たくさんの優しい人達のおかげでせっかくここまでつながった命・・、

焦らず、慎重に、

温かい、地域の方達の協力を得ながら保護に向けて進み始めることができました。

長くかかるかもしれません・・。

上手くいくかどうかわかりません・・。

本当に「くま君」かどうかだって捕まえてみるまではわかりません。

でも、初めに思っていた以上にたくさんの方々が このワンコのことを気にかけて下さってて、

保護のためにたくさんの力を貸して下さることがわかって、

とても、とても、大きな心強さを感じています。

結果が出てからお知らせするつもりでしたが、

何度かあきらめてブログのトップページから削除しようかと迷ってた迷子犬情報。 

一体どうするつもり?と言われながらも、そのままにしておいてよかった~と痛感しています。

マリーちゃんも新君(トフィー)も、ゆずちゃん(ももちゃん)にも奇跡が起こりますように!!


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この記事へのコメント

  • ナビ君ママ

    まさかくま君の話が聞けるなんて
    とても嬉しいです。
    あの時、くま君とのお見合いが流れてしまい、ナビ君と縁が繋がりましたが
    忘れることはなかったです。
    本当に良かった。
    その子がくま君でありますように
    願っています。
    かるちゃんさんも、どうぞお身体ご自愛くださいね。
    2021年02月26日 14:23
  • かるちゃん

    ナビ君ママさん
    人間と人間社会が怖くて「怖い、怖い~」のお顔しか見せたことがなかったくま君に目を留めて下さって、お見合いを楽しみにして下さってたこと…。 
    そして行方不明になってからも「見つかるまで待ちます」と、長い間 待っててくださったこと…。 とてもありがたくて、私もその時のことを忘れられません。
    今地域の犬好きの方達がたくさんの協力をして下さっています。
    もし捕獲が成功して、万が一別のワンちゃんだったとしても、くま君似のワンちゃんには、きちんと責任を持って幸せになってもらいますね。
    でも、どうかくま君でありますように・・。

    2021年02月27日 11:09
  • hikaru

    ナビ君ママさん
    もう5年も経ってしまったんですね。
    お見合い前に行方不明になってしまったクマ君。
    運の悪いビビリのクマ君が不憫で不憫で・・・
    クマ君が、ナビ君ママさん宅の子になっていたら、
    ナビ君の幸せは無かったんやし・・・

    クマ君の捜索には、沢山の方が関わってくださいましたが、
    いつしか情報が途絶え、寒い冬を過ごすことは南方生まれの
    クマ君にはムリやしーーと諦めていました。
    京都でクマ君らしきワンコを見守って下さっている方々は、
    イトちゃんと呼んでいたそうです。
    幸運の糸を手繰り寄せて、幸福にして上げたいです。


    2021年02月27日 17:53
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