かるちゃんです。
前記事に書かせてもらった 卒業犬のいづみちゃんは、
3月4日、今朝早く 入院中の病院で亡くなりました。
本当に、無念で・・・、悲しくてたまらない・・・。
でもそれ以上に、
短い期間だったけど 一生懸命愛してくれた飼い主さんは、どんなに辛いことか・・。
何より、あの 純粋無垢で天使のようだった小さな女の子が、
何もわからないまま、48時間も酷く苦しんだ末、
大好きなお家に帰れなかったことが、かわいそうすぎです。
人を信じ切ってて、素直で、とても可愛い 甘えん坊さんでした。
お家の中で、大好きなお父さん・お母さん・もんちゃんと一緒に暮らせて、
毎日が夢のようで、すご~く、すご~く楽しい2か月間を過ごしました。
昨夜、飼い主さんから とても危険な状態だったと電話を受けた時、
こんな時に詳細を聞くのは まるで詰問のようになっちゃうから、
今はとにかくあきらめないで、先生に頑張ってもらって下さいとだけ伝えて、
地域には関係なく、すべての飼い主さんに急いで注意喚起をしなくちゃ!との思いで
ブログ記事を書きました。
今朝 亡くなったとお知らせしてくれた飼い主さんは、
まだ現実を受け入れられない思いでいっぱいだったし、
今はただ、いづみちゃんのことだけを思っていたいという気持ちだったので、
私は、
「急がなくていいから…、本当に落ち着いてからでいいから…、
第二第三の犠牲犬を出さないためにも、詳細を教えて下さい。
場合によっては、警察への届けも必要かもしれない」
という旨だけをお伝えさせてもらっていました。
でも飼い主さんは、辛い中、早々に詳細をメールで送って下さいました。
2日㈫の早朝5時から6時までの、いづみちゃん達の散歩コースです。
長岡京市の地元の方ならわかると思いますが、
『小畑川の河川敷は遊歩道として整備されており、多くの人や犬が散歩をしています。
心無い人がゴミを散らかしたりすることもあるので、あまりクンクンさせないように
いつも注意していたつもり。このコース以外にもいくつか散歩コースがありますが、
モンちゃんは草むらでないとウンコができないので、河川敷に行くことが多いです。』
帰宅してから もんちゃんと一緒に朝食を食べてまもなく
いづみちゃんが急に走り出し、大きな声でワンワン鳴きながら苦しみだしたと・・・
運悪く 夜間救急の診察は 朝6時で終わったところだったので、
かかりつけ動物病院の診察時間前に駆け込まれたというわけです。
小畑川と言えば、私も、行方不明のマリーちゃん捜索で何度か通りましたが、
2017年当時は ネコの姿がたくさん見られたという記憶があります。
きちんと避妊・去勢して、ゴハンをあげてもちゃんと後片付けされるエサやりさんもいるけど、
食べ残しや空き缶とかが散らかったままで 置きっぱなしのエサやりさんもいて、
それを不快に思う人が,ネコを目の敵にして 毒エサを置くことは 十分に考えられます。
現場で情報収集したら、他にも 犠牲になった犬やネコの情報が集まるかもしれません。
警察に届けておく必要はあるかと思いますが、
複数の犠牲がないと、警察は何も動かないだろうな・・。
もし、この地区の毒エサ情報を知っている方がいらっしゃったら、
是非 ご連絡頂くか、地元警察に届けて下さいませんか。
小畑川の河川敷を管理しているのは どこだろう・・?
行政が整備した市民のための遊歩道で、
ちゃんとリードをつけてお散歩していた、大事な飼い犬が犠牲になったことを伝えて陳情して、
行政の手で、現場近くに「毒エサ注意」と「この行為が動物虐待という犯罪行為に当たる」という内容の、
啓発の立て看板を立ててもらいたい!
長岡京市民の方達や、京都府民の方達、お願いできませんか・・
今回は、たまたまいづみちゃんが犠牲になってしまったから、注意喚起するきっかけになったけど
このような事例は、全国、どこにでもあることです。
だって、除草剤等、動物を殺せる農薬の類は、誰だって ホームセンターや 100均でだって買えるそうです。
本当に恐ろしいことです。
改めて、犬の飼い主の皆さん、
お互いに情報を広めながら、みんなで注意喚起しあって下さい。
いづみちゃんの飼い主さんが後悔されていましたが、
お散歩時間の午前5時というのはまだ暗くて、
食いしん坊さんが拾い食いしてもわからないような時間帯でした。
普段から拾い食いするワンコの飼い主さん、暗い時間のお散歩は飼い主の目が届きません。
街灯がついている明るい場所を選ぶとか、注意が必要だということです。
拾い食いをしないようにしつける方法はあるのかもしれないけど、
犬の生い立ちやタイプによっては、それはなかなか大変なこと・・。
余談ですが、10年以上前のこと・・。
シニアになってからウチに引き取ったコーギーは、
それほどウンチが放置されているようには見えない公園なのに、
放っておいたら 他のワンコのウンチを一度に10個以上食べてしまうような犬でした。
リードを短く持って、絶対に私が先に見つけるぞ!って、どんなに目を凝らしていても、
さっと草の陰のウンチを食べてしまうという、素晴らしい嗅覚!
で、口輪をつけて散歩に行ってましたよ。
いづみちゃんの飼い主さんにお願いしました。
どうか、最後の2日間の苦しみではなくて、
夢のように楽しくて、わくわくの連続だった2か月間の 素敵な思い出いっぱいの中で
いづみちゃんを見送ってあげて下さい。
この記事へのコメント
ルナママ
いづみちゃん、どうか安らかに・・・
ご冥福をお祈りいたします。
まみちゃんママ
うちのお散歩コースも田んぼが多いので、今後は今まで以上に除草剤や食べ物を口にしないよう気を付けたいと思います。
いずみちゃん、苦しかったね。でも最後は幸せ一杯の犬生だったと思います。飼い主さんの心の傷が心配です。どうぞご自分を責めないで下さいね。いずみちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。
とある卒業犬の母より
犬ほど純粋で愛おしい存在を、私は他に知らないです。
我が家のわんこも拾い食べがなくならずに、大変苦労しました。単に匂いを嗅いでるだけなのか、近くにある食べ物に気づいたのか、判別が難しいです。わんこの鼻先と口元ばかり見つめて、1時間の散歩中は私の首が横に90度に曲がりっぱなしでした。4年が経ち、最近は間違えて一瞬食べ物を口に入れても、言葉をかければ口からポロッと落としてくれるようになりました。
これからも大切なわんこの安全と健康に気をつけつつ、一緒に楽しい時間を重ねていきたいです。
コルテス母
琵琶湖湖岸で偶然にモンちゃんと会いました。初めてなのにうちのコルテスと仲良くして、お互いに合宿所出身とわかりました。あの時のお優しいお父さん、突然のこのような悲しみは計り知れませんが、どうぞご自愛ください。モンちゃんのためにも。
かるちゃん
無邪気だったいづみちゃんに心を寄せて、祈って下さってありがとうございます。
どうぞルナちゃんをしっかり守ってあげて下さいね。
そして機会あるごとに周りの犬の飼い主さん達にも注意をするように伝えてあげて下さいね。
かるちゃん
田畑にまかれた除草剤は、口や鼻までの距離が150㎝ほども離れていて靴も履いている人間には、その毒性がわかりにくいのですが、口や鼻が地面にほとんどついている犬には、ほんとに劇薬なのです。
周りの飼い主さん達にも注意を促してあげて下さいね。
いづみちゃんと飼い主さんに心を寄せて下さってありがとうございます。
かるちゃん
犬友さん達への情報拡散、ありがとうございます。
そしていづみちゃんのために祈っていて下さってありがとうございました。
「犬ほど純粋で愛おしい存在を、私は他に知らないです。」
そんな気持ちでわんちゃんと暮らしてくださる方達の家族に迎えてもらえて本当にうれしいです。
いづみちゃんもそんな家族に迎えてもらえて、純粋さ・無邪気さ全開の、それはもう、夢のような毎日を過ごしていたし、いづみちゃんのそんな様子を見ることが飼い主さんの幸せだったはずです。
何度言っても言い足りないほど、むごくて、痛ましくて、無念で、悔しいです。
散歩中の拾い食いをしないようにする躾・・・、生い立ちによっては難しくて時間がかかりますが、私も考えていこうと思います。
かるちゃん
偶然 飼い主さんに会われたんですね!
本当に優しくて、犬達を我が子としてきちんと愛してくださる飼い主さんでした。
私もhikaruさんも、最高に良いお家に迎えてもらえて、いづみちゃんはずっと幸せな犬生を送れると喜んでいました。
むごいし、可愛そうだし、無念な出来事ですが、こんな無差別殺戮みたいな行為をただの「不運」としてこのまま見過ごすことができません。 皆さんに犬の飼い主さん達に情報を広めて頂いて、犬好きのお仲間達の声が大きくなって少しずつ行政にも動いてもらえるようにならなければ。と思っています。