3月2日21:00追記
たった今、飼い主さんから無事保護(まだ田んぼの中)との一報をいただきました!
本当に良かったです。
詳しくは時間が許せばまた後ほど。
3月3日追記(かる子)
2月28日に逃げてしまい 昨夜無事おうちに帰れたアツシ君ですが、駆け付けようと応援要請を待ってくださっていた方々へざっくりご報告です。
逸走翌朝の時点で生活圏内にいることが確認できていたので、玄関を開けっぱなしにしてうまく家に誘い込むことと 生活圏内にいるはずだという前提で地域を限定して情報を広げ目撃情報をもらうために動かれていました。
「家の前まで何度も帰ってきているのになかなか玄関まで入れない」ということはけっこうアルアルな話なので、そういう情報もキャッチできるように翌日トレイルカメラ(監視カメラ)を届けに行きました。
車でサーっと通っただけでご自宅前・掲示板・通り道に貼ってあるチラシがすぐ目につきました。
急いで作って夜の間に貼って回ったというA4文字情報&A4写真の巨大チラシです。
アツシ君のお散歩コースは とにかく広々と田畑が広がる地域で人の目線が分散するので、これくらいインパクトがないと風景に埋没してしまったと思います。
逸走直後にママさんがご近所中に声をかけまくったことや 強力な犬友ネットワークがあったということもあって、翌日隣町に住む卒業犬ティダ君(元オオミ君)が「アツシ君ですよね?見つかったんですね!」と複数回声を掛けられたくらいその地域で一躍有名犬になっていました。
それなのに目撃情報が続かず、夜も家に帰った形跡がなく…。
生活圏内にいるはず、町を出る理由が思いつかない。・・・でも、二年前に迷子になった卒業犬アランちゃんのことが頭をよぎりました。
(アランちゃんは一度は家の近くに戻ってきていたのに目撃情報が続かず、約20日後に直線距離4.5kmの公園で目撃され、3ヶ月後そこから4.5kmの砕石場で定着していました。)
翌日(逃げてから3日目)、数回会ったことがあるだけのアツシ君に私ができることは情報拡散のお手伝いしかないのですが、その日はチラシ貼りやポスティングの準備をする時間もなかったので、今後このブログで応援を募る必要が出てきた時の為の下見がてらハナエさんと少し歩いて回ってきました。
アツシ君のためと思われるヒッソリと置かれていたパンにハナエさんが気付きました(笑)。
ビビリっ子のお散歩コースとして最高な、のどかで人の気配がしない地域でした。
遠くの畑に一人、向こうのあぜ道に一人、・・・という程度しか人間が見当たらず、
すれ違った犬連れの方には私が声をかける前に「茶色のワンちゃんを見ませんでしたか?」と逆に声をかけられてしまいました。
アツシ君はビビリですが、チョビやマリーちゃんのように潜り込んで姿を隠すタイプではありません。
捕まえられなくても目撃はされるはずだと思っていましたが、目撃してくれる通行人がいなさすぎます。
捜索範囲を広げることになったら山裾に沿って南北に広げようと思っていましたが、チラシ掲示と全戸ポスティングを並行して全住民に知ってもらうつもりでいないといけないなぁなんて考えながら歩いていました。
大本命はアツシ君の生活圏内でしたが、もしそこから離れてしまっているとしたらその情報は一早く掴んでおきたい。
と、いう経緯で下記の「協力依頼・予告」に至ったのでした。
(予告だけして、お願いするためのチラシ印刷に走っていました)
このまま目撃情報がないままだったら皆さんに応援をお願いしたかったのは、生活圏外へのポスティングとチラシ掲示でした。
生活圏内は引き続き飼い主さんとご近所の皆さんにお任せして、そこに外部からの応援団の「非日常」を持ち込むことは避け、
本命の地域での捜索の手を緩めずに続けてもらうためにも、応援団が必要不可欠でした。
結果として、その夜も捜索に出ていたお母さんに運よく発見され無事おうちに帰れました(確保に至るアレコレも共有できたらいつか誰かの役に立ちますが長くなるので今は省略)。
どこかで雨宿りをしていたようで全く濡れていなかったそうです。
実は、初日の夜、アツシ君は一度保護されかけていたことが後でわかりました。
リードを引きずっている所を捕まえてくれた方がいたのですが、どうしたらいいかわからず繋いでいたところ アツシがリードを咬み切って逃げてしまったそうです。その方が翌日チラシを見て連絡くれたそうです。
首輪に迷子札が付いていましたが、暗かったしお洋服の立派な襟で見えなかったのか 犬に迷子札が付いているなんて思いもよらなかったのか 気付いてもらえなかったのが惜しい~ !
迷子札、単純に「こういうタイプが一番いい」と言い切ることはできず一長一短あります。
(いきなり私の迷子札講釈が始まったらオマエ何様?って感じですが、迷子札やハーネスなどの装着具にかなり興味があって趣味だと言えるくらいなんです)
ちなみに、リキシは誰かに保護してもらえることは期待できないので、目撃者が写真を撮ってくれた時にあわよくば電話番号が写り込んでほしいと狙っていくつも付いています。ちょっと極端な例です。笑
吊るしタイプは目立つし、首輪が毛で埋もれてしまう長毛の子にお勧めですが、
二重リングが弱いことが多くけっこう外れやすいので縫い付けタイプとの併用がおすすめです。
また、草の中に潜ってしまうような子(ウチのジヨンがまさにそのタイプ)は草などが二重リングに引っかかることがあって、
それで首輪ごと抜けたら元も子もないのでワンちゃんのタイプによっては要注意です。
私が住む高槻では犬の遺体が清掃業務課に回収された時、首輪をしてなければ犬の種類や回収場所に関わらずそのまま焼却されます。
警察や保健所に迷子届の照会をされることはありません。
マイクロチップの確認もありません。
マイクロチップを入れていても首輪は絶対に必要です。
ちなみにマイクロチップにはGPS機能はありません。
(冗談ではなく、迷子探しのSNSで「どうしてチップを入れていなかったんですか?GPSで分かるのに」というようなコメントを見かけたことがあるので)
保護犬は「引き取った時」「下宿替えの時」「トライアルに出る時」など迷子札を確認する機会がそこそこありますが、「うちの子」になって落ち着いたら見直すきっかけが少ないかもしれません。
迷子の事例を見聞きしたら、うちの子の装具を見直すきっかけにできたらいいですね。
すっかり脱線してしまいました。
とにもかくにもアツシ君が無事おうちに帰れてよかったです。
私は今日からの応援の準備だけで終わったのですが、あのアツシ君にたくさんの犬友達ができていて、我が事のように捜索に協力してもらっていたことがとても嬉しかったです。
「あのアツシ君」とは
追記の分際で長々と失礼しました。
おととい2月28日の夕方、卒業犬アツシ君が大阪府交野市で逃げてしまいました。
逸走当日と翌3月1日朝に散歩コースで目撃されており、
自分で家に帰ってくることを期待して、範囲を限定してのチラシ掲示や聞き込み・捜索をされています。
保護犬時代はビビリで小心者で情けない印象だった(かる子主観)アツシ君ですが、
ご近所にたくさんの犬友だちができたそうで、今のお家と地域が大好きなはずですが、
残念ながら昨夜はご自宅に設置したトレイルカメラには映らず、新たな目撃情報も出ていません。
もしこのまま新しい目撃情報が得られなかったら、
捜索方針を変更して、広範囲への情報拡散(web・チラシ掲示・ポスティングなど)の応援が必要になる可能性があります。
今、飼い主さんと具体的に相談したり拡散用記事を整える時間がありませんので、
とりあえず予告だけさせていただきます。
後ほどお願いの記事を整える予定ですので、
明日 大阪府交野市・枚方市での捜索にご協力いただける方はブログに注目していていただけるとありがたいです。
かる子
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