レオ君は緊急入院~リキシ、供血犬に

かるちゃんです。
食欲旺盛で元気なシニアわんこだったレオ君。
4月に保健所に保護されてきた時には、鎖の首輪と、切れた鎖のリードをぶら下げたままでした。
人に慣れてはいるけど、甘えることを知らず、いつも無表情だったレオ君。
今までどんなにひどい飼われ方をされてきたんだろう・・・
錆びた鎖につながれたままで、ひとりぼっちで寂しく年老いていった・・
保健所に来れてよかったよ。
一時預かりさんちでいっぱい愛情を受けて、
預かり母さんにだけは、しっぽを振って甘えるようになってきたところでした。

感情を出さない不思議レオ君の過去記事はコチラ ↓ 
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一時預かりさんちで、少しずつ感情を出せるように変わるところだったレオ君が、
最近寝てばかりで、昨日朝からはゴハンを食べませんて・・。
夜には下痢便様の吐血?があったので、すぐに合宿所に連れてきてもらって、
今日 朝一で動物病院に連れて行きました。
合宿所ですでにタール便や鼻血も出てたし、とにかく血液検査と心エコー。
血液検査の結果は、あれもこれも、私が見たことがないくらいのすごい数値ばかりで、
腎臓・肝臓・膵臓すべて問題ありすぎ。
血小板数が少なすぎて血を作れてない上に 体内あちこち出血して極度の貧血状態。
すぐに原因の特定は難しいけど、まずは輸血しない限り命が危険と・・

今いる保護ワンコ達の中で 今すぐに協力できそうなのは・・、
ウチに居候してるリキシ君しかいない
で、すぐにリキシ君が出動して、供血してきました。
一人で車でお出かけ~って、るんるん車に飛び乗ったけど、
「だまされた~」って、帰りは、めっちゃ、すねてたよ・・・。
家に着いてからも、
お肉のスープだけたっぷり飲んでから、今もずっとこんな顔~
リキシ怒ってる?RIMG2992.jpg
呼びかけても、目だけキョロキョロ動くけど無表情で、すねて甘えもしない。
怒ってるよね・・・
リキちゃん、ごめんよ。

そして、今輸血中のレオ君、
頑張って
預かり母さんが「絶対に元気になって帰ってきてね、待ってるからね。」って・・。

夜、hikaruさんと一緒に動物病院に行ってきます。
レオ君、頑張れ、頑張れ~

<8/1夜追記>
レオ君、リキシの血液を300ccも輸血してもらって、今夜退院しました。
合宿所に着いたら、ふらふらしながらも 自分で立って庭でオシッコしました~
今日は注射でお薬が入ってるけど、
明日からは、どうか出血や嘔吐が止まって、口からのお薬が効きますように~

<8/2追記>
残念ながら、今日午後4時にレオ君は息を引き取りました。
いくつもの、あらゆる問題が想定される難しい検査結果でしたが、
輸血の後、万が一消化器系の問題だったら持ち直すかもしれない、と言われ、それに賭けましたが、
それだけではなかったのでしょう。
何度もhikaruさんを呼んでは、何も口にしないけど水だけを欲しがり、そのたびにシリンジでお水をもらって、
大量のタール便を出してから、苦しまずに静かに息を引き取ったそうです。
本当の飼い犬にはなれなかったけど、
預かりさんの所で甘やかされて、一生分のわがままを言わせてもらって、
優しい人に看取ってもらって、
最後だけ、ほんの少しだけは飼い犬っぽい犬生を送れたのかもしれない・・。
(幸せな時間をもう少し長く味合わせてあげたかったけど・・。)
お世話になった徳之島保健所の職員さんやKさん、
バゲボラしてレオ君と命名もしてくださったじゅんちゃんママさん、
搬送してくださった、徳之島のMさんと大阪のロッキーママさん、
そしてレオ君をいっぱい愛して下さった一時預かりファミリーの皆さん。
他に,この子の回復と幸せを願ってくださったすべての皆さんに、感謝いたします。
ありがとうございました。




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この記事へのコメント

  • じゅんちゃんママ

    いつも合宿所のワンちゃん達の様子を拝見しています。レオ君の記事を拝見して余りに急でショックを受けています。私、何も出来なくてすみません。
    レオ君の冥福を祈るばかりです。
    2023年08月03日 09:32
  • hikaru

    レオ君のこと
    ジュンちゃんママさんにバケボラしてもらい
    ロッキーママさんに搬送してもらい
    合宿所にたどり着いたレオ君。
    小さい時からヒトに可愛がられたことがなかったようで
    甘えることを知らず、無表情、無感情で
    庭をむやみに歩き回るだけの子でした。

    保健所に捕獲されたとき、金属製の首輪と鎖をしていたとか。
    鎖が経年劣化でちぎれてくれたお陰で、つながれっぱの家から
    脱出できてラッキーでした。
    保健所が捕獲してくれたから、大阪に来れたレオ君は
    ラッキーでした。
    どんな子でも溺愛してくれるコマル家に預かってもらったのも
    ラッキーでした。

    コマル家で生まれて初めて、家族の暖かさを知ったレオ君。
    3日目で自我が出て来ました。
    お母さんだけを一途に愛してしまったのです。
    優しいお姉さんとお父さんにムキッパで応対するようになったレオ君。
    暗い辛い10年位?の犬生の中で、初めてお母さんが出来たのですから、
    他のヒトに盗られてなるものか!と思ったんでしょうね。
    それでもレオ君のこと、懸命に可愛がって下さった
    お姉さん、お父さん、有難うございました。

    本日朝、コマルママとお姉さんに焼き場まで搬送してもらい、
    いっぱい撫でてもらって、涙涙で見送ってもらったレオ君。
    最後良ければ全て良し(^^)/~~~
    犬生最後の一ヶ月間は、レオ君にとっては一生もんの
    ラッキーな日々でありました。

    ビッコだろうが、老犬だろうが、白内障だろうが、噛み犬だろうが、
    超ビビリっ子だろうが、野犬だろうが、脳障害なのかフラフラ歩きの子でも、
    殴られて目が陥没した子でさえも引きとりを拒まない
    保護主かるちゃんのお陰で命拾いし優しい家族を見つけてもらい、
    幸せに暮らしているあの子やこの子の顔が浮かんできます。

    ハンディがあっても引き取るかるちゃん、ハンディがあっても
    預かってくれる預かりさん、ハンディがあっても我が子として
    迎えてくれる里親さん、有難うございます<(_ _)>
    2023年08月03日 12:30
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