マシュに口輪は必要かって?

かるちゃんです。

ハンディがある分、新しい飼い主さんが見つかるまでには時間がかかりそう・・・
長期間預かって下さる所が見つかるまでは、訓練所と合宿所の半々で生活しています。

ヒトもイヌも大好きで、
特にヒトに対しては、従順ですごい甘えっ子。
イヌに対しては・・、
メンバーの入れ替わりが激しい合宿所で、もめることなく みんなと仲良く暮らしています。
 ※一緒に並んでるのは、隣がハナエさん、その隣が小さい笑(エミ)ちゃん。手前の黒い子はヒジキ君かな・・。
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なのに、なんで口輪をしてることがあるの? 
口輪してると、すごい狂暴な犬だと誤解されちゃうんじゃない?
ってことなんだけど・・。

視野が狭くなっても、紀州犬特有の、持って生まれたハンター気質は残ってるみたいで、
目の前の動く物が、予告なく急に狭い視界に入った時に、ハンタースイッチが入ってしまう可能性があります。
なので、勘違いでの獲物狩り事故を防ぐために、お散歩中は口輪をしてもらっています。

↓ クンクン クンクン・・、
口輪をつけてても、自然の中で 楽しそうに、いっぱい探索します。
 (見た目はごついけど、水も飲めて、通気性も良い口輪を選んでます。)
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ただし、
獲物だ!と勘違いして反応してしまうことがある、というリスクをわかった上でなら、
口輪をつけずにお散歩するっていう選択肢だって、もちろんあります。
その時は 口輪をつけずに、いつも人の横について人の指示に集中しながら歩かせる・・と。
(いわゆる「服従トレーニング」みたいな感じかな・・・)
リードが付いてる時は、常に、リードでつながった人間の指示通りに行動させる・・と。
人が好きなマシュは、それがちっとも苦痛じゃありません。
自分だけに関わってもらって、
「そう!」「いいよ!」「よし!」等々・・、肯定的な声かけをしてもらえたら、嬉しいもんね~
お散歩や 外での人との遊びといった活動(トレーニング?)はずっと人間が管理するってことで、
集中力が続く短時間だったら、口輪なしもアリかなと思います。

けれどマシュには、
衰えていく視覚の分まで、嗅覚や聴覚をいっぱい刺激して伸ばしてあげたいと思うし、
クンクン・・と自由ににおいを嗅いだり、大好きな探索行動だって、
あまり制限させたくない・・。
生まれ持ったハンター気質だって、
猫さんや鳥さんを傷付けてしまうことがなく、ハエやバッタを追いかける楽しみくらいは残してあげたい・・。
お仕事犬じゃなくて 普通の犬としての自由も大事にしてあげたい・・。
かと言って、勘違いで他の動物を攻撃してしまったり、
万が一にも、勘違いで人を傷付けてしまうなんてことが 絶対にないように
・・っていう安全・安心はしっかり確保したい・・。
それらの両立を可能にするための「口輪」だと思っています。

↓ 土や草の上でゴロンゴロ~ン
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とは言っても・・、
ず~っと自由にしてるままだと、夢中になりすぎて、
自分と獲物だけの世界に入り込んじゃうと、
人の声が耳に入らなくなっちゃうのが、ハンター気質の困ったところ。
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我を忘れて深追いする前に、時々呼び戻して
「このヒトとリードでつながって、一緒に歩いてるよ~」って思い出してもらいます。

スワレ
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日陰で口輪を外して、トレーニング(という名のコミュニケーションゲーム)タイム。
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オテ・オカワリは、保健所時代からお手の物。
得意満面 、とっても楽しそう~

そして、
今 練習中の新しい芸を、ちょこっとだけお見せしますね。
↓ まずは、フセ 。 (これはお得意。)
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はい! そこから・・の、
バーン🔫 
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「やられた~ 」
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「えへへ、これでいい?
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ありゃりゃ・・
演技力のないバーンねえ
もうちょい、芸を磨かなくっちゃね

マシュは、ヒトリで虫を追いかけるのも好きだけど、
人と一緒に芸事を楽しむのも大好きだよね。
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人は誰でも、だ~い好き
リーダーシップを取ってくれたら、初めての人とだって一緒に遊べます
マシュ君のことが気になる方は、ぜひ一度会いに来てくださいね。
マシュは、訓練所と合宿所の半々で暮らしています。
 (次の合宿所滞在の予定は 9月10日からです。)

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