かる子です。
うちのジヨンはとても怖がりで、住宅地の散歩が苦手です。
我が家にジヨンを迎えてから初めの頃は先住のコータとミュウと母と私と みんな一緒に早朝のご近所散歩をしていましたが、母が股関節を痛めて散歩ができなくなると、付き添いが減って不安が増したジヨンのために淀川河川敷まで毎日足を伸ばすようになりました。
河川敷は河川敷でも、ジヨンは河川公園の駐車場から離れた辺鄙な場所が大好きで、できるだけ人が通らず 野鳥やイタチがたくさんいるようなワイルドな場所を探して歩くのが日課になりました。
そんなお散歩コースで、2021年から頻繁に見かけるようになった野犬の男の子がいます。
右側の子は その前の年に捕獲したチュー助のような風貌なので、野犬なのかなぁとも思いましたが、左側の子は秋田犬風味の立派な体型でピカピカしていました。
すぐに保健所と警察に迷子の届け出がないか確認しましたが迷子届けはありませんでした。
迷子犬の目撃情報は本犬確認が大切だと身に染みていたので、たくさん写真を撮っています。
動画も捕っていました。
迷子犬かもしれないと思って気にしていましたが、毎日ここを歩いているという方から子犬の頃からこの場所で見かけているという話を聞いたので、ここで生まれた野犬だと考えるのが自然なのかと思います。
ニコニコしてる。
散歩道を歩いていると、すぐ横の木々の中を歩いていた事もありました。
梅雨の時期や 日の出が遅い冬場など、年に何回か頻繁に見かける期間があるという感じで、2022年にも6月頃によく見かけていました。
同じ犬・・・だと思っているのですが、秋田犬っぽさは薄まっています。
2022年というと 初めてここの野犬子犬(よど・チビタ・チャーミー・サビタン・ノコリ)を捕獲した年です。
最後に残ったノコリちゃんの捕獲のために設置していたトレイルカメラに、この男の子たちも写っていました。
肉眼では気付きませんでしたが、トレイルカメラでは尻尾のハゲが確認できました。
男の子たちはノコリちゃんたちと常に行動を共にしている訳ではありませんでしたが、たまに一緒にいる時は みんな仲良しでした。
この動画は、猫の捕獲器でノコリちゃんの捕獲を試みている時のものです。
結局ノコリちゃんは この捕獲器に頭すら入れることができず、捕獲器前の食器からごはんを食べるのが精一杯でした。
成犬たちは、こんな小さな捕獲器にも近づかず、捕獲器前のごちそうにも一切口を付けることがありませんでした。
そういう警戒心の強さなので、成犬に関しては捕獲方法が見つかりませんでした。
こちらは2022年冬。
肉眼でも分かるほどに 尻尾のハゲが進んでいます。。
2023年、秋田風味の男の子の尻尾は すっかりはげきってネズミの尻尾のようになりました。
チュー助風味の男の子もお尻がハゲハゲになり、交通事故に遭ったようで後ろ足が不自由になりヒョコヒョコ歩きになりました。
朝、河川公園の真ん中で朝日を浴び、ゲートボールの人たちが集まり始めたころに公園を出ていく姿を見かけることがありました。
カメラでズームにしていますが、私たちとの実際の距離感はこんなかんじ。
駐車場で風景に溶け込んでいる男の子たち。
あまりにナチュラルにそこにいるので、気が付かない人も多いです。
2024年、二人組だった野犬の男の子たちは、秋田犬風味がひとりになりました。
チュースケ風味の男の子は亡くなったらしいと風の噂で聞きました。
2024年と言えば 5月末に子犬(チビ次郎)の捕獲をしましたが、その時の藪にも彼がいて、一緒に捜索に入ったりんちゃんママがボロ雑巾のような姿を目撃しています。
年がら年中 体が痒そうでしたが、特に夏場は皮膚状態が悪そうでした。
これが、チビ次郎のもう一つの未来だったかもしれないと思うと、チビ次郎を発見することができて本当に良かったと思います。
この頃のコロコロチビ次郎。
河川敷散歩で頻繁に目撃していても、どこかに特定の餌場があるのかなど、この男の子の具体的な生活スタイルは分かりません。
たまにtwitterなどで目撃情報が回っているのを見ると、芥川の合流地点付近から 上牧あたりまで、広い範囲で行動しているようでした。
そして、十一月末に、チビ次郎を産んだ野犬ママがまた出産したのではないかという情報が入りました。
出産場所を探しに行った時にも、この男の子が迷惑そうに去っていきました。
この時は子犬をなんとか見つけたかったのですが、おおまかなエリアは予想できてもそれ以上範囲を限定することができず、推定出産日から1ヶ月が過ぎ、1ヶ月半がすぎ、順調に育っていたら子犬同士で声を上げて遊んだり 母犬に付いて歩き回る時期になっても子犬の姿も声も捉えられないまま、母犬がよく通る道での定点観察を続けていました。
ある日を境に、育たなかったのか 誰かに保護されたのか、もう子犬はいないことが確認できたのですが、母犬はコンスタントにカメラの前を通っていたので、その時点で成犬捕獲の見通しは何もなかったのですが、何か手だてはないものかとあちこちに相談しながら、カメラでの観察を続けていました。
ひとつ、もしかしたら使えるかもしれないというトラップを検討し、製作し、餌付けに力を入れ始めた頃、
これまでも偶然通りかかることはあっても「餌付け」はできていなかった秋田犬風味の彼が、頻繁に来るようになりました。
そして5月15日、捕獲経験が豊富なアニマルトラストの方に来ていただいて秋田犬風味の男の子を無事捕獲することができました。
トラップの製作にあたっては、神奈川県のKDPの菊池さんに仕組みをご教授いただき、ハナエさんの脱走時に猫ボラさんから紹介してもらって以来 何かと助けていただいているSさんが 試行錯誤を重ねて製作してくださいました。
高槻市のKさんから遠隔操作のためのラジコンをお借りするのもハナエさんの時からのご縁で、ノコリちゃんやハービーでもお世話になっています。
皆様ご協力ありがとうございました。
この秋田犬風味の男の子は アニマルトラストさんに引き取っていただきました。
どんな子でも捕獲できたその日から受け入れOKと言っていただけたので、性格も年齢も分からない成犬の捕獲という無謀な挑戦ができました。
私が便宜上使っていた「アキ太」という名前がそのままアニマルトラストでの名前になります。
医療ケア等を終えて里親募集を始めてもらえるようになったらホームページにも登場するかと思います。
(追記:本日付けで登場してました❗️→アキ太)
アニマルトラストさんへの支援はアキ太くんへの支援に繋がります。
犬の合宿所in高槻からの募集ではありませんが、高槻育ちのアキ太くんを応援してもらえたら嬉しいです。
6月3日、アニマルトラストさんのシェルター「ハッピーハウス」にお邪魔してアキ太くんに会ってきました。
病院での観察期間を経て犬ハウス(野犬だったハナエさんも、高槻での受け入れ体制が整うまでお世話になったお部屋)に移ったところまで電話で聞いていましたが、訪問の前日からは穏やかなワンちゃんばかりのシニア部屋でフリーにしてもらったそうです。
敷物の上でくつろいでいて、その日が大雨で道中 交通事故の野生動物を見かけたこともあったので余計に、その平和な様子に涙が出そうなくらい嬉しかったです。
私に注目されて、なんかヤバイと感じたアキ太くん
避難避難💦
穏やかで静かなワンちゃんばかりのお部屋でした。
私のことは警戒していましたが、すぐ隣をスタッフさんが通っても怖がるそぶりなく すっかり馴染んでいました。
アニマルトラストの皆さま、アキ太くんをどうぞよろしくお願いいたします。
「河川敷散歩で目撃ってことは、ハービーも会ってたの??」
はい、ご想像の通り、めちゃめちゃ反応してしまうハービー君でした。
それに関しては別記事で改めて・・・。
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