チビ次郎は体調を崩していました

かる子です。
少し前の記事で、マシュ君がヘビに嚙まれてしまった話がありました。
私が毎日行っている河川敷でもヘビを見たことがあって、ハービーやマルイちゃんは草むらに飛び込むし、彼らはきっとヘビにちょっかいをかけるので気を付けなければと思っていました。
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ある日、いつものようにバッタを探して大はしゃぎだったマルイちゃんが、
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草むらに飛び込んだ途端に飛び上って「ギャーン ギャーン!」と のたうち回ったことがありました。
マシュ君の記事を読んだばかりだったので、ヘビに噛まれたかっ!?と慌てましたが、お腹にヌスビトハギが2本くっついただけでした。

ヌスビトハギというのは、これからしばらくやっかいな、小さい枝豆みたいなくっつき虫です。
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マルイちゃんは初めて首輪を付けられた時にも「首絞められたー!死ぬーー死ぬーーー!」と大騒ぎし、装着物にちょっと敏感&かなり大げさなのです。
ヘビじゃなくてよかったよかった。

と、ここまでが笑い話。
ここからが、本気で心配になったチビ次郎の話。

ある日、チビ次郎が夕食を食べない日がありました。
今、我が家の周辺は解体・建築ラッシュで、この日は斜め向かいの建設現場で大きなクレーン車での作業が始まった日でした。
ワンコによっては大きなストレスで、隣家でリフォームが始まってあれよあれよと亡くなった卒業犬(譲渡時の約束に反して外飼いになっていたことが後に発覚)や、家の裏で土木工事が始まってから落ち着かなくなり ある日脱走してしまった卒業犬の例があったので、チビ次郎の食欲不振で真っ先に考えたのがストレスでした。
ごはんを食べずお肉缶なども拒否、お水も飲まず、ハァハァしんどそうだったものの、ヨーグルトと茹でムネ肉だけは少しずつ食べられたので、脱水にならないように小分けで何度もあげました。
その夜も翌朝もお散歩にはちゃんと出てきて、朝散歩ではご機嫌にオヤツパーティーに参加して茹で肉・干し肉・ドライフードをもらったので一安心。
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でも、家に帰ると同じものでも食べられず朝食は手付かず。ヨーグルトでしのぎながら、やっぱり心因性かなぁとお宿替えを検討していました。
階段の上り下りでふらつくようになっていましたが、お腹が空いて力が出ないよね・・・、くらいで気に留めませんでした。
夕方もお散歩は普通に参加(若者のボール遊びがあって、いつも通り若干オロオロ散歩)。
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けれど、帰宅後、呼吸が荒く明らかに悪化しており、気温も高く脱水が心配だったので点滴は必要だろうと病院へ。

混んでいたので入口付近で待機。力なく私にもたれて入口が開いても逃げようともせずとっても健気なチビ次郎。
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この時、チビ次郎は体温40℃、血液検査で何かの細菌感染の可能性、でも脱水は起こしていないので抗生剤と吐き気止めの注射だけで帰宅。
帰宅直後に吐いてしまった(なけなしのムネ肉やヨーグルトが…涙)のは通院の緊張からだとしても、食欲は戻らず処方されたお薬も飲めません。
頼みの綱のヨーグルトも顔をそむけるようになり、様子も どんどん悪くなります。
うちは(特にジヨンとチビ次郎は)お山で川遊びをするので 感染症と言われて真っ先に心配するのはレプトスピラ症で、再度病院へ電話で相談。心配だったので翌日別のかかりつけ医にも診てもらいました。
前日の検査結果と問診の時点でレプトスピラの可能性は低いだろうとのことでしたが(レプトスピラは特定するのがとても難しく時間がかかるようです)、炎症マーカーの数値から本犬はとってもしんどいだろうということと、きっちり抗生剤を続けることが大切なので、食欲が戻るまで点滴を。
この点滴のあと、うつろだった目に力が戻り、量は少しだけど食べ物への意欲が出たものの、せっかく食べ始めたごはんはお薬に気付いた時点で即終了~
差し出される全ての食べ物を疑って拒否。
2度目の点滴通院の後は、みるみる快方に向かい、食事にも自分から出てきて、階段でのふらつきもなくなり、マルイちゃんとのワンプロも再開!

緊張してハァハァしているけど、元気になりました。
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待合室のお利口ちびじ。
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警戒していたお薬も、カプセルでバレずに飲めるようになりました。
(ドラッグストアには大きなカプセルしか置いておらず、Amazonさんが小さなサイズを速攻で届けてくれました。ありがたや!)

最後の通院は ついでにうちのジヨンのワクチンも。
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回復の早さからも 恐れていたレプトスピラではなかったと考えて大丈夫だろうとのこと。
何か変なものを拾い食いしなかったか、と どの先生にも聞かれましたが、マルイちゃんならとまかくチビ次郎は 拾い食いもごみあさりもイタズラもしません。
(水溜まりの水は飲むけど)

普段と違うことで気が付いたのは、夕方散歩の帰りの車内でヨダレが出ていたことです。
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記録代わりに写真に撮っていたので日時が分かりましたが、写真がなければ すっかり忘れていました。
その後の夕食から食べなくなり、
その夜のぐったりした様子も、写真と動画を撮っていました。
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写真がなければ、何日前から食べていなかったのかすら記憶が怪しい、ポンコツな私です。

逆に写真に撮っていなかったのですっかり忘れていたのですが、このヨダレに気付いた数十分前、散歩中にヘビを見ました。
左からチビ次郎・ジヨン・マルイちゃんと3頭並んで歩いていて、何でも口にするマルイちゃんの動きに注目して歩いていたのですが、チビ次郎が後ろにのけぞったので視線を移すと1m以上ありそうな細長いヘビが次の画像のように路上に横たわっていました。
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以前 マムシを見た時には詳しい方に教えていただいたので、とっさに頭を確認してマムシでないことは分かりました。
つぶらな瞳でまるっこい頭のヘビでした。
私が見た時には 蛇は動いておらず、「ハービーがいなくて良かった!」と思っただけで足早に通りすぎました。
この日はいろんなことがあった日で、「あのことを市役所に問い合わせないと」「あのことをブログに書きたいな」「明日のあのこと早く連絡しないと」などと頭が忙しく、蛇のことはすっかり忘れていました。
噛まれたとは思わなかったし・・・。

その事を、思い出した後で病院でも言ってみると、「普通は噛まれたらギャンと言って痛がったり 顔がパンパンに腫れたりするから違うと思う」「普通は気にしてなめ続けたりするから違うと思うけど・・・」との見解でした。
でも、ビビリっ子のチビ次郎は夕方散歩は特に緊張しているから 痛みよりも通行人に意識が向いていたかもしれないし・・・。
去勢手術の時、他の子は元気に歩いて退院するくらいなのにチビ次郎はショックでグッタリ、術部は全く気にしないのに退院後丸1日食事が喉を通らず、何か医療ミスでもあったのかと心配になったくらい、普通とは違う反応をする子です。
もしかして、あの蛇に噛まれていたのかも・・・と考えても、その後の経過は矛盾しません。

無駄にダラダラ書いてしまいました。
一時は本当にしんどそうで、精神的なものだろうと軽く見て対応が遅れたことが 可愛いチビ次郎に申し訳なくてたまりませんでしたが、
チビ次郎は若いこともあって、もうすっかり元気になっています。
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療養中で里親募集会を1回休みましたが、再び元気に里親さんを募集中です。
引き続きチビ次郎に応援よろしくお願いいたします。
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