スミちゃん 脱走31時間

抱っこされて近くの駐車場に向かうスミちゃんを見送ってから、1時間後、スミちゃん脱走の知らせを受けたとき、瞬間、あぁ~~スミちゃんとはこの世ではもう会えない・・・と落ち込みました。散歩の際、怖くなると茂みに入り込むスミちゃんをみて、この子はひとりで離れて行くと、人前に姿を見せることなく、ジッと潜みつづけ、飢え死にするタイプだと思われたからです。

5兄弟の中でも一番怖がりのスミちゃんは、赤ちゃんの時、出の悪いおっぱいしか当たらんかったようで、他の兄弟に比べて体も小さく、心も未発達でした。

チラシ貼りはかるちゃんとかる子さんに任せ、私は呼び寄せのための口笛を吹きながら、住宅地の駐車場や車の下を覗きこんだり、草地では出て来るのを期待して長時間待ったり、分け行っても分け行っても枯れ草と枯れ木の山の中に入り込んだりしていました。傍らには常にハッピーが居てくれましたので安心して捜索が出来ました。体育会系のノ―天気なハッピーはこんなとき大変役に立つ男です。どんだけ歩いても疲れを知りません。不平不満を言いません。ときどき鳥レバーと肉をもらうと大喜びしてくれます。こんなダンナが欲しいなと思います。

翌日も同じことを繰り返し、進展がないまま長期戦を覚悟して帰宅。犬猫のごはんをし、仕事の準備に事務所に行き、帰宅した途端、急激に悲しくなって大泣きしてしまいました。何事かと犬たちがやってきましたが、何も貰うもん無いと分かると、暖かなリビングに引き上げて行きましたが、イチカちゃんだけはスリスリとすり寄って、顔を舐めてくれました。塩分が欲しかったんかなぁ?体の力が抜けて、そのまま玄関の上がりかまちに腰をかけ、眠ってしまいました。かるちゃんの電話で起きたとき、10時になっていました。「たった今、美人の湯の前の道路で目撃されたけど、行く?」「行く行く!」体に力が戻って、スックと立ち上がったワタシ。靴はいたまま、コート着たまま、なので、お待たせしません!!鳥レバーと肉を補給し、懐中電灯を入れ、カイロを貼って、かるちゃんの車で現地に向かいました。

現場にはすでにKさん一家が舞ちゃんを連れて来て、美人の湯の裏の畑にスミちゃんが居るのを確認していました。舞ちゃんをおとりにして、スミちゃんが逃げない様に見張ってくれています。ワタシとハッピーは畑の裏手に回り、口笛で呼び寄せました。少し離れたところから、かるちゃんが、スミちゃん来たよ~!って声が上がり・・・なんという事でしょう、スミちゃんがごはん前の嬉しい嬉しい仕草でピョンピョン飛んでやってきてくれて、手に持ったレバーをチョイとつまんではまた、離れるを繰り返します。充分近づいたところをむんずと捕まえて、胸にしっかり抱きしめたときは涙が出ました。かるちゃんも泣いていました。マリーちゃんをその胸に抱っこしたかった、その想いが伝わってきました。感動で胸いっぱいのとき、ガッガッガッと音がして、フト見るとハッピーがジプロックの容器いっぱいに詰め込んできたレバーと肉を平らげていました(>_<)体育会系のノー天気野郎には感動よりも食欲が大切のようです。

同じ高槻で脱走したビビリッ子のマリーちゃんとスミちゃんは年齢も同じ。なのに天国と地獄・・・この差はなんなんやろう・・・アトでじっくり検証してみたいと思っています。

自分の事のように心配して下さった皆様に、心より感謝します<(_ _)>
by hikaru

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